この製品は、全面に無電解ニッケルメッキを施したシュートです。このシュートの内側に、とある製品が流れますので、凹凸があってはそこに製品が堆積してしまいます。従って、この製品には凹凸、特に「凸（突）」は許されない製品です。

ところが、このシュートが採用される製品はスペース的にも重量的にも、小さく、軽くする必要があり、シュートに使用できる鋼板も1mmまでと決められていました。1mmの鋼板で400×200のシュートを溶接で組み立てようとすると、通常であれば歪んでしまい組み立てることが困難です（しかも、このシュートは左右対称の曲げ加工品を突き合わせて溶接しているので曲げも高い精度が求められます）。

清潔板金を標榜している秋田県の協和工業では、こうした1mmというような薄い鋼板を精度よく曲げ、そして溶接して組み立てることを得意としています。薄物のシュートなどでお困りの際は、精密板金加工.comを運営する㈱協和工業にお問い合わせください。