筐体に使用する部品は、なるべく一体化にて設計する
板金における部品の一体化は、品質安定に寄与すると同時にコストダウンになりますが、これは筐体設計においても同様です。例えば今回事例として取り上げたブラケットは2部品構成で設計されているので、組立工程では①ブラケットを手で固定した後、②ビスで留める という作業が必要になります。
この2部品構成を、例えばこの図面のように一体化します。そうすると、部品代が低減する上、取付作業も無くすことができるので作業スピードをアップさせることができます。当然品質も安定し、コストダウンに繋がります。