対応できる溶接の種類は?
精密板金の溶接は様々な種類がありますが、弊社ではTig溶接、半自動溶接、YAG・ファイバー溶接、スポット溶接を行っております。溶接方法は、製品形状、材質または、図面上、製品に要求される内容で判断します。Tig溶接は、母材を直接溶かすことにより、強度があり外観もきれいに仕上がります。箱形状の角や部品の取り付けなどに適しています。半自動溶接は、溶加棒を供給しながら溶接する事で、溶着する部分に肉付けされ溶接強度はかなり強くなります。中板から厚板の筐体製品に適しています。YAG・ファイバー溶接はパルス溶接により、熱影響による歪みが軽減されます。溶接の幅が狭い分、強度に不安を感じますが、溶接の深さは深く、強度はTig溶接と同等です。また、溶接部がきれいな為、外観製品などに適しています。スポット溶接は、薄板から中板製品に適しており、溶接による熱影響がほとんどありません。部品の取り付けなどに適しています。